取材の撮影でよく使うレンズと用途別の作例
- ①誰でも必須になる「超広角レンズ」
- ②人が見る自然な角度で撮れる「標準レンズ」
- ③少し被写体をクローズアップで撮影する「中望遠レンズ」
- ④適度な背景を写し込み雰囲気を伝える「広角〜準広角」
- ⑤広角から望遠まで、レンズ交換なしで表現を変えられる「高倍率ズーム」
- レンズ毎に写り方が違うことを意識しよう
僕の撮影の仕事で半数近くの割合を占めるのが取材系の撮影です。大体60〜90分ぐらいで人物・室内、商品や料理、その他イメージカットなどを撮影することが多く、いくつかのレンズを使い分けて撮影していきます。今回は、取材撮影でよく使うレンズとその使い方をご紹介。
①誰でも必須になる「超広角レンズ」
以前のこちら記事でも書いていますが、僕の場合取材撮影で必ず使うレンズです。飲食店や店頭販売をしているお店、美容系のお店、住宅系の取材や撮影はほぼ100%使います。よく見る、空間を広々と切り取る撮り方ですね。



また、主役の背景を広く写し込む撮り方や、遠近感を強調したダイナミックな表現ができるのも特徴です。



超広角レンズに関しては先程ご紹介した以前の記事で詳しく解説しているので是非ご覧になってみてください。
ちなみに、僕が使っているのはオリンパスの7-14mm F2.8 PROですが値段は中古でギリギリ10万円ほどのレンズです。防塵防滴で、F2.8と明るくどんな撮影にも対応できる為値段相応の価値はありますが、コスパで考えるなら、
フィルターが使える風景写真向けの LAOWA 7.5mm
※MFレンズの為ピントは自分で合わせる手間はあるが、手前から奥までピントを合わせるパンフォーカスで撮影するならピントは固定になるので、ピント合わせの手間は無くなる。又ンズ情報などはない。
※僕は7-14mm F2.8 PROのサブレンズ、プライベート用に所有。
※防塵防滴はなし
予算優先・小型軽量優先なら OLYMPUS 9-18mm
※広角側が9mm(35m判換算18mm)なので、7mmスタートのレンズと比べて写る角度は少し狭くなる。ただ、超広角ズームレンズとしては1番値段が安く卵サイズなので小型軽量としてはベストなレンズ。
※防塵防滴はなし
住宅撮影向けの Panasonic 7-14mm
※7mmの超広角としては1番安いレンズ。電子接点によりにレンズの歪曲補正が可能となり、柱は真っ直ぐに写る。風景などはもちろん住宅撮影にはピッタリのレンズ。但し、OLYMPUSのカメラで使う場合は変なゴーストが発生するので、このレンズを使うならボディもPanasonicに統一がオススメ。
※防塵防滴はなし
この3つの選択肢があります。どれも一長一短ありますが、ご自身の撮影スタイルや撮影する被写体に合わせてチョイスしてみてください。
値段は高いが一番風景撮影に向いている Panasonic 8-18mm
ちなみに、こちらのレンズも選択肢としてはアリですが値段が高めです。ただ、フィルターが使える防塵防滴のレンズになるので、風景撮影には一番向いています。 ただ、仕事で撮るとなるとコスパはPanasonic 7-14mm F4が一番バランスが良いと思いますね。
②人が見る自然な角度で撮れる「標準レンズ」
超広角レンズはどんな人にも必須アイテムとなると思いますが、標準レンズもその1つ。買う順番としての優先度は超広角が1番ですが、次に挙げるとしたら標準レンズでしょうか。


写る角度は対角線に約45度。空間を広く切り取るというよりは、一部分を切り取る撮り方になります。


人物を撮る時も、近すぎず遠すぎず丁度良い距離感を保てるのが特徴です。また、室内で使う場合は後ろに下がれる距離は限られています。そのような環境の中で撮影する場合は、中望遠だと被写体がアップになりすぎて困るケースが多くあります(写る角度は約30度)。そういう意味でも、写る角度が適度に広い標準レンズが使いやすいので先に標準レンズを揃えてしまう方がオススメです。
僕が使っているのは25mm F1.2 PROですが、こちらは中古でギリギリ10万円を切ってくるレンズです。予算があるなら迷わずオススメするところですが、標準レンズでまずオススメしたいコスパ抜群のレンズはPanasonic 25mm F1.7です。
適度な小型軽量で、写りは好みで分かれるものの良し。値段も1万円代と安く、マイクロフォーサーズユーザーの間では誰もが知っているコスパの良いレンズです。同じカテゴリにはOLYMPUS 25mm F1.8がありますが、値段がPanasonicに比べて少し高く、人によっては小型過ぎてフォーカスリングが回しにくかったりします(親指だけで軽い力でピント調整できる点はメリットでもあります)。
値段の安さもあり、マイクロフォーサーズのカメラを買う時は迷わずとりあえず買ってくださいと言いたくなるレンズですね。
③少し被写体をクローズアップで撮影する「中望遠レンズ」
超広角レンズの次は標準レンズを揃えるのがオススメです。理由は、室内では後ろに下がれないことが多く、ある程度広く撮れる標準レンズが扱いやすいからです。ただ、商品や料理をシンプルに撮影する場合は中望遠が一番撮りやすいと感じます。
人の目でみる「遠近感」に近い表現ができる
中望遠は35mm判換算でおよそ70〜135mmと少し幅広いですが、人が実際に目で見る遠近感に一番近くなるのは約90〜100mmです。写真で表現される遠近感がより自然に写る為、被写体をシンプルに写す場合は一番撮りやすく感じます。


被写体によっては、遠近感を強調する為に標準や広角レンズで撮ることもありますが、料理や商品を撮影する場合は自然な写りをする中望遠レンズが一番多くなります。とくに、被写体がいくつか並ぶ時などは、標準レンズでも遠近感が強調されて後ろが小さく見えてしまうので、中望遠で撮りたくなりますね。



中望遠レンズを引きで使う
もちろん、アップだけでなく少し離れた場所から空間を切り抜く撮り方もありです。



広角レンズは遠近感が強調されますが、中望遠は自然な遠近感で描写されます。なので、被写体の良さや自分がピンときた空間をシンプルに切り取ることに向いています。
僕が普段使っているレンズはOLYMPUS 45mm F1.8。パナソニックからも42.5mm F1.7が出ていて、値段も大きく変わらないので悩むところですが、若干ボケ味の良いOLYMPUSを使っています。ただ、フードが付属していなかったり、接写に弱かったりするので、無難にいくならパナソニックの42.5mm F1.7の方がオススメですね。
④適度な背景を写し込み雰囲気を伝える「広角〜準広角」
超広角、標準、中望遠と揃えたら、次は準広角です。
レンズは焦点距離によって写る角度が違います。広角になればなるほど写る角度、背景の写り込む角度が広くなり、望遠になればなるほど写る角度・背景の写り込む角度は狭くなります。

広角は背景の写り込む角度が広いというということは、それだけその被写体がどのような空間に存在するかを表現しやすくなるということです。なので、どの背景がどの程度写り込むのかを計算して撮影しなければいけません。

例えばこちらの人物写真は、35mm判換算で30mmの準広角で撮影しています。主役を少し左に寄せて横で撮影していますが、右奥にAzzurroとお店の名前が見えます。これは、計算してこの位置に綺麗に収まるようにレンズを選択し撮影しています。
また、背景下にジェラートが見えているのも意図的です。これにより、1枚の写真で「Azzurroというジェラートのお店」で撮影したことが分かります。
もしこれを、50mmの標準レンズや90mmの標準レンズで撮るとお店の名前やジェラートが綺麗に収まらず、ただ人物を撮った写真になってしまいます。

上の写真も、標準や中望遠で撮影してしまうとただ背景がボケたリンゴのスイーツになってしまいますが、35mm判換算30mmの準広角で撮影することで、店内の雰囲気がより分かる写真になっています。
僕は普段よく使うのはPanasonic 15mm F1.7(上の2枚の写真もこのレンズで撮影)。このカテゴリのレンズとしては一番安いレンズではないかと思うので、迷わずオススメです。
⑤広角から望遠まで、レンズ交換なしで表現を変えられる「高倍率ズーム」
今まで紹介してきた、広角、標準、中望遠のレンズは、それぞれ写り方や使い方が違いました。その写り方の違いを、一本のレンズで実現できるのがズームレンズです。中でも広角から望遠までを一本のレンズで可能とするものを高倍率ズームレンズと言います。


上の2枚の写真は、12-100mm F4 PROで一番広角側と一番望遠側で撮影した写真です。上が望遠、下が広角ですね。同じレンズでも、ここまで表現方法を変化させることができます。とくにレンズ交換が頻繁にできない撮影の場合はとても重宝しますね。


続いて上の2枚の写真も同じく、一番広角と望遠で撮影したもの。上が広角、下が望遠ですね。風景であっても人物であって、食べ物や料理であっても、多くのシーンで活躍するレンズです。

一般的に高倍率ズームレンズは、その利便性と引き換えに写りはそこそこ。なので、大きく使用する写真や商品、料理、プロフィール写真などを撮影する場合にはあまりオススメできません。
ただ、先程ご紹介した12-100mm F4 PROは高倍率ズームでありながら凄く写りが良いので、僕は普通に商品撮影や料理撮影でもよく使っています。高倍率ズームでここまで写りが良いレンズは他に無い上に、手ぶれ補正も強力なので1本持っておくといろんなシーンで重宝しますよ。


もし安価に済ませると考えると、TAMRON 14-150mm がオススメです。どちらにせよ、持っておくと便利なので絶対にオススメです。
レンズ毎に写り方が違うことを意識しよう
ズームレンズは、大きく写すか小さく写すか?という単純なものではありません。レンズの焦点距離が変われば写り方が変わります。そしてその写り方の違いで表現方法が変わってくるので、適材適所でレンズを選択する必要があります。
- シンプルに被写体を切り取るのか?
- 少し背景を広めに写し込んで主役とその背景の雰囲気を切り取るのか?
- 広々とした空間を切り取るのか?
自分が撮りたい写真を撮る為にも、レンズの特徴を理解し使い分けるようにしたいですね。
最後に、望遠レンズは必要ないのか?
全て書き終わってから望遠レンズの記載がないのに気づきましたが、実は僕は年に数回しか望遠レンズを使いません。取材撮影や料理・商品の撮影となると、35mm判換算で100mm以上はほとんど使わないからです。なので、書き終わるまで望遠レンズの存在をすっかり忘れていました。
もちろん、望遠レンズでしか撮れない被写体や表現方法はあります。お祭りであったり、イベントの写真、車や電車、人や自転車のレースなどなど。
撮影するジャンルによっては望遠レンズが必須になる人もいるので、用途次第では最初に望遠レンズを買う方がいいケースも。まずは自分自身の用途をしっかり考えてみましょう。
ちなみに、僕が持っている望遠レンズはOLYMPUS 40-150mm F2.8です。ハーフマクロレンズとしても使え、テレコンバーターを使えばさらに望遠になります。1本でいろんな使い方ができるので持っているんですが、残念ながら使うのは年に数回です...笑
高性能オリンパス E-M1 Xが一世代前のフルサイズ画質に?
最近のオリンパスの動向を見ていると、次に発表されるミラーレス一眼はE-M1 Xのようです。機種名からも推測できるようにこのカメラはオリンパスのミラーレス一眼として本当のフラッグシップモデルとなりそうですが、その性能は驚くものになっています。
- AFはα9やD4sと同等以上。
- E-M1 MarkⅡから2/3〜1段ほど改善した画質。
- 最大7.5段の手ぶれ補正。
- ブラックアウトしない業界EVF。
- 動く木々にも対応する手持ちで50MPのハイレゾモード。
- 三脚使用時には80MPのハイレゾモード。
- GH5sと同等の動画。
- ライブND機能による、外部フィルター無しにスローシャッター効果。
- UHS-II対応のデュアルSDカードスロット。
- 進化したダストリダクション。
- 1回の充電で2580枚撮影可能なバッテーリーシステム。
※イメージセンサーの有効画素20.4MP、AF・AE追従で秒間18コマ。
※引用元:オリンパスE-M1Xの詳細スペック - デジカメinfo
正直、いつかはこうなると思っていました。が、E-M1 MarkⅡの性能を見ているとまだもう少し先かな?と思っていたんですが、思ったよりも早い性能アップです。いろいろ気になる項目がありますが、とりあえずとくに気になっている部分を解説します。
α9やD4sと同等以上のAF性能
オリンパスE-M1XのAFはα9と同等かそれ以上で高感度性能も大幅に改善? - デジカメinfo
こちらの記事で気になったのが、
コンティニュアスAFは、間違いなくソニーα9や私のD4Sと同等かそれ以上だ。
という部分、間違いなくと断言しながらも同等かそれ以上とコメントされているので、少なくともα9やD4sと同等レベルになっているのではないかと推測ができます。
E-M1 Xには、様々なAFターゲットモードやインテリジェント被写体追尾機能を持つ全く新しいアダプティブAFが採用されるようです。処理速度はE-M1 MarkⅡの2倍となり、新しく追加されたCPUはコンティニュアスAFで必要とされるDeep AIの進化の為に用いられるようなので(参照:オリンパスE-M1Xに関するいくつかの追加情報 - デジカメinfo)、今後のアルゴリズムのアップデートにも期待ができます。登場時点ですでに他社のフラッグシップモデルと同等以上で登場し、さらなるアップデートも期待できるとなると、AF性能を求める一眼レフユーザーの人にもとって非常に大きな訴求となるはずです。

E-M1 MarkⅡから2/3〜1段改善=一世代前のフルサイズ画質
個人的に一番気になっているのは画質の進化です。こちらで、
E-M1XのISO2500は、E-M1 Mark II のISO1600よりも良く見える。
という内容が見られます。ISO1600とISO2500は2/3段の差がありますが、この差でもE-M1 Xの方が良く見えるということは2/3段以上は改善していることになり、1段の改善には及ばないかもしれませんが限りなく1段の改善に近いと読み取れます。
DxomarkでのE-M1 MarkⅡの高感度性能のスコアはISO1312ですが、ISO800から1/3段ずつ設定を変えると
- ISO 800
- ISO 1000
- ISO 1250
- ISO 1600
- ISO 2000
- ISO 2500
- ISO 3200
となります。E-M1 MarkⅡのスコアはISO 1312なので、一番近いのがISO1250。ここから1段分改善したと考えるとISO2500になります。2/3段以上、1段未満の改善と考えると、ISO2300ぐらいのスコアが予想されます。
ここでキヤノンのEOS 5D MarkⅢのスコアを見てみると2293です。現行型の5D MarkⅣでは2995となっていますが、一つ前の世代の5D MarkⅢとは同等です。ただ、これはあくまでコメント通りに考えた場合。正直そんなに一気に進化するのか?という疑念はあるので、少し控え目に考えてISO 1800〜2000ぐらいの可能性もあります。そうなると、5D Mark ⅡのISO 1815と肩を並べることになります。
どちらにせよ、E-M1 MarkⅡから大きく進化しているのは間違いないでしょう。個人的にはE-M1のAF性能でも仕事に支障はないので、AFの前に画質の進化を切望していましたが、E-M1 MarkⅡは買い替えを悩んでいました。ですが、E-M1 Xの性能なら買い替えは大いに検討できます。僕としては、この画質で登場するE-M1 MarkⅢが本命ではありますが...(笑)
あと、高感度性能が伸びるのはありがたいですが、マイクロフォーサーズの弱点は高感度ではなく低感度なので、低感度がどこまで改善しているかも気になるところです。E-M1 MarkⅡは高感度が改善されても低感度は大きく改善しなかったので、E-M1 Xの低感度のシャドウノイズがどこまで改善されているか。要チェックですね。

世界一の手ぶれ補正を
さて、残りの項目はサクッといきたいと思います。
E-M1 MarkⅡでは、最大6.5段分の手ぶれ補正を謳っていました。レンズ内手ぶれ補正と組み合わせることで、数秒のシャッター速度でも手持ちで撮ることができる。そんなどのメーカーも実現していない世界を切り開いたE-M1 MarkⅡですが、さらに1段分手ぶれ補正の性能がアップしているようです。
6.5段分で数秒の手持ち撮影が可能となりましたが、その安定性がさらに増すといった感じでしょうか。もしかしたら、10秒の手持ちも楽々撮影できる、なんて機能だったら凄いとしか言いようがありません...
手持ちハイレゾモード
50MPなら手持ちでハイレゾモードの撮影が可能になるということですが、ハイレゾモードで撮影した写真は通常のものと比べてダイナミックレンジもノイズも良好になります。つまり、通常の画質が一世代前のフルサイズになった上にハイレゾモードで高画質になるということは、おそらく現行型のフルサイズ機と同等以上になってくると思います。
ただ、手持ちハイレゾモードにどれだけの制限があるかです。発表が近いので、手持ちハイレゾの実用性がどの程度のものなのか?要チェックです。
UHS-Ⅱのデュアルスロット
これは何気に嬉しい機能ですね。確か、デュアルスロットで片方はUHS-Ⅱに対等しているが、もう片方は対応していないという機種が多かったと思いますので、個人的には魅力的です。
1回の充電で2580枚のバッテリーライフ
E-M1 Xは、バッテリーグリップ一体型の大きなフォルムです。それ故、バッテリーライフは向上して当たり前ですが、2580枚は消費電力の改善が伺えます。バッテリー自体はE-M1 MarkⅡと同じようですが、E-M1 MarkⅡは1つのバッテリーで950枚(低消費電力撮影モード時)です。単純に二つ使うとしたら1900枚になるので、E-M1 MarkⅡから少し改善していると思われます。
この技術で、1つのバッテリーで1200枚撮影できるE-M1 MarkⅢに期待です。
進化したダストリダクション
あと、地味にありがたいのがイメージセンサーのダストリダクション機能。これも1段階進化するそうです。初代E-M1でも、1年に数回ゴミが見つかるかどうかのレベルなので安心して撮影できていますが、E-M1 Xでは数年使っても1度もゴミがつかないレベルになっているかもしれません。
その他のメーカーはレンズ交換する度にゴミの付着が増えていくと聞くこともありますが、また一歩オリンパスが先をいった感じですね。

E-M1 MarkⅡを見送った方はどうする?E-M1 MarkⅢを待つか?E-M1 Xを買うか?
E-M1 Xの凄さは十分に伝わったかと思いますが、頭を悩ませるのはE-M1 MarkⅢがいつどんな性能で登場するか?ということ。個人的には、E-M1 MarkⅡをベースに画質だけE-M1 Xというカメラで撮影できれば一番ありがたいので、E-M1 Mark Ⅲを待ちたい気持ちもあるのですが、E-M1 MarkⅢがE-M1 Xと同等かどうかは分かりませんし、いつ登場するかも分かりません。E-M1 Xが登場する前に、悩みの種は尽きないです...
取材撮影では絶対に揃えた方が良い3つの道具&機能

当たり前ですが、取材先のお店によって撮影環境は大きく違います。その環境次第で撮影の方法が変わってくるんですが、まず一番最初に確認するのは自然光の入り方です。自然光が入ってきていれば、その自然光を活かして撮れる。しかし、自然光がほとんど入ってこない環境なら、自分で光を作らないといけません。その時に必須になってくるのがストロボと光を柔らかくする道具です。
必須道具①:ストロボとアンブレラ(+銀レフ)

自然光があれば、上のように自然光+銀レフを使うことで撮影することができます(左奥からの自然光+向かって左側に置いた銀レフに反射した光)。ただ、このような写真が撮れる条件は窓際ということ。窓がない場合や窓の近くで撮影できない場合は、自分で光を作らないといけません。
その時に使うのがストロボとアンブレラです。

上の写真の左側に見えるのが、スタンドにとりつけたFL-600Rというオリンパスのカメラに取り付けるタイプのストロボです。そしてスタンド先端に刺さっているのが、アンブレラです。
ここでは僕が普段よく使うアンブレラを取り上げていますが、必ずアンブレラでないといけないわけではありません。他にも、
- ソフトボックス
- トレーシングペーパー
などの選択肢がありますが、どれも光を柔らかくするという意味では同じです(光を柔らかくする=拡散させる理由は、ストロボの光を直接当ててしまうと鋭く濃い影が出てしまうからです)。あとは、
- 人物の目に丸いキャッチライトを入れたいからアンブレラ。
- 光がまわりやすいアンブレラよりも、光を被写体に集中させたいからソフトボックス。
- 被写体の反射を綺麗なグラデーションにしたいからトレーシングペーパー。
などといった用途によって使い分けます。個人的には、カメラにとりつけるタイプのストロボは照射角が調整できるので、アンブレラと組み合わせて使うことで光の拡散性を調整しやすい為、アンブレラをよく使っています。
さて、話を戻しますが、もう一度こちらの写真を見てください。

ここではアンブレラが二つと大きめの銀レフ(画面右側)がありますが、物や料理なら大抵の写真を撮ることができます。実際にこのセットで撮影したのがこちら。

↑左奥に1灯、左真横に1灯、右側に銀レフで撮影

↑左奥に1灯、左真横に1灯、右側に銀レフで撮影

※左奥に1灯、左真横に1灯、右側に銀レフで撮影

※左奥に1灯、左真横に1灯、右側に銀レフで撮影
被写体の形が複雑でなければ、アンブレラ1灯で十分なこともあります。

※右奥から1灯、左奥にA3サイズを真ん中で折り曲げた銀レフで撮影

※左奥から1灯だけで撮影
ご覧のように、アンブレラが2灯と大きめの銀レフがあれば大抵の写真が撮れてしまいます。実際には予備も含めアンブレラ4本とスタンド3本、銀レフも大中と持ち歩きますが、使うのは大抵アンブレラ2灯と銀レフです。
ただ、アンブレラで対応が難しい撮影もあります。よくあるのが、光を反射してしまうような被写体です。

今回詳細は割愛しますが、とくに被写体の表面に反射のグラデーションをかけたい時や、アンブレラやソフトボックスなどの形がそのまま写り込んでしまう時は、トレーシングペーパーやアクリル板越しに光を当てて反射をを調整していきます。
必須道具②:三脚無しで撮る為にも必須な手ぶれ補正機能搭載のカメラ・レンズ
取材先には窓が無い、又は窓の近くで撮れないこともあるので、ストロボライティングは必須だとお伝えしましたが、もう一つ必須だと感じてるのは手ぶれ補正です。手ぶれ補正があれば、三脚無しでテンポ良く撮影することができるので、撮影時間を短縮することができます。
取材先では時間が限られるケースはよくあり、そうでなくても長々と撮影するのは迷惑になってしまうので撮影効率を上げる意識は重要です。それに、撮影時間を短縮できるということは、同じ時間でもより多く撮影できることになります。
では、写真を見ながら具体的に解説します。

↑こちらは、商店街に位置するお店で天候は曇り。窓からの光はごく僅かでほぼ電球で照らされた空間の写真です。このような空間だとシャッター速度はかなり遅くなります。

※被写界深度を35mm判換算するとF9と同等
取材先ではこのような環境で撮ることもよくありますが、1/4というシャッター速度は手持ちではほぼ不可能なので三脚が必要です。ですが、手ぶれ補正が強力なカメラ・レンズなら1/4程度でも普通に撮れてしまいます。
そして、自然光がほぼ入らない空間でこの設定で撮れるということは、大抵の取材撮影では三脚が不要になるということです。もちろん、もっと薄暗い環境で画質を落としたくないケースもあるかもしれないので、一応車に三脚を乗せておいた方がいいと思います。
ただ、僕はここ数年取材撮影で三脚を使ったことがありません。一度、もっと薄暗いサウナの室内を撮影した時に、
- 1/4
- F2.8(被写界深度を35mm判換算するとF5.6)
- ISO800
という設定で撮影したことがありますが、F5.6の被写界深度があれば観賞距離では問題なかったりします。写真を大きく使うという用途でパンフォーカスにしたいなら三脚は必要になると思いますが、個人的にはここ数年で三脚なしで撮れています。
撮影の準備・片付けの短縮の為にもクリップオンストロボ
さて、個人的に取材撮影で必須になる道具を2つご紹介しましたが、ここからは少し補足です。
アンブレラをご紹介した時の写真に、ストロボがあったと思います。これは、カメラに取り付けるタイプのストロボでしたが、普段から僕はこのストロボで撮影しています。

このストロボを使う理由は、機材の超軽量化と準備・片付けの時間短縮です。大型ストロボは軽くても800gほど。オリンパスのクリップオンストロボなら約300gなので、5つ持ち歩こうと思ったら2500gの差になります。もちろんバッグも1つでは収まらず車と取材先を2回か3回往復しないといけません。ですが、クリップオンストロボにすればカメラバッグの端1列に5つ入り、車と取材先を往復すること無く1度で移動できます。
また、電源コードが必要ないので、コンセントの位置を気にせず好きな場所で撮影することができます。これは意外とストレスフリーになり、コードリールなどが必要無いので時間短縮にも一役買います。
光量は、物や料理を撮るには十分です。人物も、複数のストロボを組み合わせれば十人前後を撮るぐらいは問題ありません(モデル撮影のように数秒に1度のペースで何百枚も撮る場合は向いていません)。
撮影効率を考えてみるとクリップオンストロボの利便性は明らかで、小回りがきくので撮影時も楽です。
最後に
手ぶれ補正なんて無くていい。ストロボの光はダメだ。なんて言葉を時々耳にしますが、手ぶれ補正はあくまで1つの機能に過ぎないので、必要な人と不必要な人がいて当然です。ですが、毎月取材撮影が何件も発生する僕にとっては、手ぶれ補正は必須です。
あとストロボの光がダメで自然光が良いという言葉は、
光について分かっていない
というのを公言しているようなものです。自然光でもストロボ光っぽく撮れる環境はありますし、ストロボ光でも自然光の柔らかい光を再現することはできます。どちらが良い悪いではなく、環境によって何を活かすのか?それ次第です。その結果、自然光で撮れればそれで良し。ストロボを使って光を作る必要があるなら作る。
優劣ではなく、自分が撮りたい写真を撮る為に環境に合わせてチョイスするスキルが必要ということですね。
ちなみに、ストロボを勉強すると自然光もより細かく分析できるようになりますので、自然光派の人もストロボを使ったライティングを勉強してみるといいですよ。
約2万円で買えるM.ZUIKO D 45mm F1.8が子供撮影で活躍する3つの理由

各社フルサイズのミラーレス一眼で盛り上がっていますが、先日45mm F1.8で音読の宿題中の子供を撮影していて、改めてこのレンズの良さを実感したので今日はその話を。
卵サイズのレンズなので存在感を小さくできる

大きなカメラとレンズを被写体に向けると、それだけで威圧感が強くなります。もちろん、大きな一眼レフと大きなレンズで素敵な子供の写真を撮られている方はたくさんいらっしゃるので、全否定するつもりは全くありません。ただ、存在感を小さくることで、子供の行動を妨げずに自然な姿を撮ることがより容易になるのは間違いありません。
ちなみにどれだけ小さいかというと、このブログではお馴染みの卵サイズです。45mm F1.8は一番左のレンズです。


フードを外せばL玉よりも小さくなります。マイクロフォーサーズのレンズはこの卵サイズのレンズがいくつもありますが、カメラ本体も小型なものが多数あるので、被写体に威圧感を与えることなく撮影することが可能です。
僕の息子みたいに撮影されることに慣れている子供なら、機材が大きくても問題ないかもしれませんが、それでも今回のように音読の勉強をしている時にコソッと撮る場合はやはり小型で目立たない機材の方が撮りやすいですね。
また、自分の子供の友達などは撮られ慣れていない子がほとんどです。その場合、大きな機材は威圧感がでてしまうので表情が強張るケースもよくあります。その点、小型な機材というだけで表情が崩れるので子供を撮るなら機材の小型化は重要なポイントになります。
ちなみに大人を撮る時でも同じです。撮られ慣れていない人は一度体験してみてほしいのですが、大きな一眼レフとレンズと近づかれるのは思った以上に威圧感があります。
威圧感を軽減するという点では、ファインダーを覗かないという点も重要です。マイクロフォーサーズはミラーレス一眼なので、モニターを見ながらの撮影でも快適に撮影できます。この特徴を活かして、モニター撮影に切り替えてカメラを胸の前に持っていき、上から覗くように撮ることで被写体への威圧感を軽減できます。
被写体からしたら、撮影者がうつむいてるとはいえ顔が見えるのはそれだけで威圧感が消えるので、子供を撮る時はとくにファインダーはなるべく覗かないようにしています。
中望遠の画角がちょうど良い距離感に

45mm F1.8は、写る角度が27度。軽くピースをした時の指の角度ですね。実際に撮っていると分かりますが、画角が約30度ということは上の写真を撮る場合2mちょっとは離れなければいけません。つまり、何かに夢中になっている子供の行動を妨げることなく自然な姿で撮れる丁度良い距離感となります。
一緒に子供と何かをしながらの撮影には向いていませんが、子供と夫・妻が何かをしている時に邪魔せず撮れる距離感ですね。
この記事の写真は電子シャッターで無音で撮っていたこともあり、息子には撮っていることは全く気づかれませんでした。
お財布に優しい

これはかなり重要です。写真にどっぷりハマっている人にとって2万円のレンズはかなり安い金額ですが、一般の人にとっては十分高価。高価なカメラとレンズを買うつもりはないけど、やはり子供写真を一眼カメラで撮りたいという方は多いので、多くの人に勧められる金額というのは大きなポイントです。
マイクロフォーサーズならカメラ本体も中古で十分使えるものがたくさんあります。僕も2013年末に販売されたE-M1で撮り続けているぐらいなので、2015年発売の中古のカメラを安く入手すればかなりコスパは良くなりますよ。
最後にもう1つ。意外とボケる 。

マイクロフォーサーズは背景があまりボケないと言われますが、子供の撮影をする場合意外とボケます。その理由としては、背景のボケ量は被写体との距離でも決まるからです。ボケ量を決める要素は、
- 絞り値
- 焦点距離
- 被写体とカメラの距離
- 被写体と背景の距離
この4つになりますが、子供は大人より体が小さいので1歩近づいて撮ることになり、その分ボケやすくなります。個人的には、撮影している環境が分からなくなるほどボカすのは避けたいので、そういう意味でも丁度良いボケ量ですね。

※前髪を切られすぎた息子は、翌日美容室へ行きました(笑)
12-100mm F4 PROが取材撮影に向いている5つの理由
- ①24mmスタートの高倍率ズームだから引きに強い
- ②高倍率ズームで1番写りが良く、望遠側がF4と明るい為ISO感度を落とせる=望遠側でもトリミング耐性がある
- ③雨でも安心して撮れる
- ④横幅10cmぐらいまでアップで撮れるのでマクロレンズが不要
- ⑤三脚なしで撮影ができる
- 万能すぎる12-100mm F4 PROの欠点は値段が高いこと

滋賀県大津市にある三井寺。その中では、昔から本家力軒で弁慶力餅という大津名物のお餅が売られていますが、先日力餅と販売する茶屋がリニューアル。ということで、E-M1・12-100mm F4 PROで取材に行ってきました。
そこで改めて、12-100mm PROは本当に取材に向いているなと実感したので、今回は取材撮影というテーマで12-100mm F4 PROをご紹介。
①24mmスタートの高倍率ズームだから引きに強い

場所は三井寺境内にある微妙寺横に新たにオープンした茶屋。その前で、滋賀のメディアに囲まれてマイクを握るのは、地元で和菓子を製造販売する叶 匠寿庵の代表取締役 柴田氏。力餅のリニューアルをするにあたり、叶 匠寿庵の協力を得たということで最初に挨拶をされていました。
この時、レンズの焦点距離は35mm判換算24mm。ワイド側いっぱいで撮影しています。そして、この場所から1歩前に降りて柴田氏のアップの写真を撮影。

↑まずは換算140mm程で、後ろの看板を入れながら。

↑そして換算200mmの一番望遠側で撮影。
24mmで撮影してから1歩前に出ているとはいえ、引きの写真からこれだけアップで撮れる高倍率ズームの便利さはやはりありがたいですね。とくに、こういう撮影だと他のカメラの前を横切って近づいて撮影などはできないので、必然的に自分の立ち位置から引きとアップの撮影をしなければいけません。
また広角の24mmと28mmは写る範囲が思ったよりも違います。望遠と違ってその差は意外と大きいです。

先ほどの写真は24mmですが、28mmだとこれだけ写る範囲が狭くなってしまいます。一般的な高倍率ズームは35mm判換算28-300mmなどのレンズが多いので、35mm判換算24mmで撮影できるこのレンズは重宝します。
②高倍率ズームで1番写りが良く、望遠側がF4と明るい為ISO感度を落とせる=望遠側でもトリミング耐性がある

高倍率ズームの中では、画質は頭1つ分は抜きん出ており、広角側でも望遠側でも絞り開放からよく写ります。その為、他のメーカーだったら望遠側で少し絞らないといけないなどと気にかけることが一切ありません。
また、通常の高倍率ズームの望遠側は絞り値はF5.6ぐらいなのが一般的ですが、12-100mm PROなら望遠側でもF4。1段分明るく撮れるということは、他のレンズよりも1段分ISO感度が下げられるということ。ISO感度を下げることができれば、無駄に画質が悪くなるのを防げます。
望遠側でも解像度は高く、F4で撮れる。つまり、他の高倍率ズームよりも画質面では有利になります。その為、多少望遠側が200mmと少し物足りなくても、高解像度の写真が撮れるので少しぐらいならトリミングしても大丈夫。
フォトショップの新機能である【ディティールを保持2.0】の設定でピクセル数を少し増やしてやれば、フォトショップが自動的にディティールを維持できるよう演算処理をしてくれるので、トリミングによって減ったピクセル数も少しカバーすることができます(もちろん、オリジナルのディティールには敵わないので、補助的な機能です)。

③雨でも安心して撮れる
オリンパスの防塵防滴は本当に安心して使えます。僕の12-100mmも何回か雨に打たれていますが、 撮影後にきちんとメンテナンス(水気を拭き取り、キャップを全て外して一番望遠側にして防湿庫に)してやることで故障せずに普通に使えてます。ボディも同じですね。ちょうどこの日も雨に打たれながら撮影でしたが、カメラとレンズは何も問題ありませんでした。

④横幅10cmぐらいまでアップで撮れるのでマクロレンズが不要
僕がこのレンズを使うようになってから意外と重宝しているのが、ハーフマクロレンズの役割を果たすこと。12-100mmの最大撮影倍率はワイド側で約0.6倍。テレ側で約0.4倍です(35mm判換算表記です)。焦点距離を50mm(35mm判換算100mm)に合わせた場合は、凡そ0.5倍。これは横幅9cmぐらいのものがフレーム一杯に写るということです。

最近撮った写真で一番接写したのはこちら。滋賀の朝恋トマトの取材で伺った時のものです。ここのトマトは今まで食べたトマトで一番美味しかったですね。ハウス内の温度、湿度を数値でしっかり管理し、美味しいトマトになる環境を常に維持されていました。滋賀県だけでなく他府県の高級レストランなどに出荷されているそうで、トマトに拘りたい方は是非取り寄せてみてください。
さて、トマトのこの写真でも接写するのに困りませんでした。この写真は35mm判換算200mmで撮影しているので、アップにする場合はこれがギリギリ限界だと思いますが、これだけ接写できれば十分。
被写体に近づけば近くほど背景がボケるので、逆に少し引いて撮影しトリミングすることで被写界深度を稼ぐことも多々あります。その為、このレンズで接写に困ったことはありません。もちろん、ケースバイーケースでマクロレンズが必要になることもあると思いますが、通常の撮影なら不自由はないはずです。
⑤三脚なしで撮影ができる
12-100mm PROにはレンズ内手ぶれ補正の機能があり、このレンズ単体でも手ぶれ補正の効果は十分ですが、最新機種であるE-M1 MarkⅡで使うことで数秒ぐらいの手持ち撮影が 可能となり三脚が不要になります。取材時に三脚があるのと無いのとでは、フットワークは大きく変わります。
E-M1 MarkⅡの値段が高いなら初代E-M1でも構いません。この組合せでも、1/4ぐらいなら手持ちで撮影できるので灯篭がたくさんあるお祭りぐらいの明るさでも三脚不要で普通に撮れます。

店内の写真も、1/4まで手持ちで撮れるなら十分撮れます。下の写真は、自然光がほとんど入っていない店内の写真ですが、
- F5.6
- 1/6秒
- ISO 200
で撮影しています。

※こちらの写真は7-14mm PROで35mm判換算14mmで撮影。12-100mmではここまで広々とした写真は撮れないので、撮影時の明るさと設定のみ参考にしてください。
被写体ブレを防ぐ為にシャッター速度を上げる場合はそもそも三脚はいらないですし、スローシャッターで撮りたい時も手持ちでいけるとなると三脚は不要になります。
5秒・10秒といったスローシャッターで撮るなら話は別ですが、通常の取材の撮影なら初代E-M1と12-100mm PROの組合せでも問題ありません。実際、E-M1を使い出してからは三脚をほとんど使っていません。住宅の撮影でも手ブレせず1/3秒ぐらいのシャッター速度で撮れるので、テンポ良く撮る為・微調整をしやすくする為に基本手持ちで撮影しています。
万能すぎる12-100mm F4 PROの欠点は値段が高いこと

このレンズがいかに優秀か、使ってみなくてもその良さが伝わるように書いたつもりですが、如何でしょうか?先日の《EOS RとZ7を見て仕事の撮影はマイクロフォーサーズがベストと再確認した話》でも触れましたが、このレンズは写りが良いので商品や料理撮影で普通に使ってます。
取材もストロボライティングの撮影もこのレンズで対応できてしまうので、仕事の約半分はこのレンズで撮っていますが、強いて欠点を上げるなら値段が高いことでしょうか。新品なら12万、中古で10万ぐらいします。ただ、他の高倍率ズームレンズではここまでの万能性はないので、僕の用途ではこのレンズ一択です。
マイクロフォーサーズはトータルバランスが良いので、フルサイズでボディにコストをかけるなら12-100mmに投資する方が実際の撮影はすごく楽になると思います。大きなお店だと試し撮りができると思いますので、機会があれば是非手に取ってみてくださいね。